K8 Gazprom

14.09.2015

♯立ち上がれ:60,000人のファンによる明確な姿勢

9月13日(日)にホームで行われたFCシャルケ04対1.FSVマインツ05戦の試合開始前、60,000人以上のファンが立ち上がった。それは肌が粟立つような感動の瞬間だったが、なにより、キャンペーン「♯立ち上がれ」を通じて人種差別と排他主義に反対し、民族多様性に賛同するという明確な姿勢を示した瞬間だった。

現在ドイツでは、拡大する難民問題への政策について激しい議論が展開されている。シャルケはおよそ2週間前、クラブの象徴ともいえるゲラルド・アサモアと共に動画を撮影し、この議題に対する明確な姿勢を打ち出して注目を集めた。キャンペーン「♯立ち上がれ」は、シャルケが公益寄付機関「シャルケ・ヒルフト!」を通じて行っている「友達箱(Kumpelkiste)」という活動の一環だ。この活動により、シャルケは困窮している人々を長期的に支援していく。

 

シャルケはマインツ戦開始前のフェルティンス・アレーナで、青と白の地に「♯立ち上がれ」と書かれた約60,000枚のプラカードを配布した。キックオフ前、アレーナのスクリーンに「♯立ち上がれ」の動画が映し出されると、60,000人を超える観客が立ち上がり、数分間にわたりプラカードを掲げてみせた。それは排他主義反対をはっきりと示す、印象的な光景だった。それを見たゲラルド・アサモアは「僕たちのファンによる、素晴らしい行動だった。そしてこの行動で最も重要、かつ最も素敵なことは、彼らの背後に全てのファンが控えていることだ」と、シャルケがファンと共に改めて思いやりの心を示したことを喜んだ。アサモアは「重要なのはこのテーマについて話し合うこと。そして行動に移すこと。無言でなどいられない」と語り、このキャンペーンに賛同するファンの心境を代弁した。

 

このアレーナでの感動的な光景はソーシャルメディア上で大きな反響を呼び、ツイッター上では100人以上のユーザーがハッシュタグ「♯立ち上がれ」を用いて団結心と賛同を示している。これをただの意見と姿勢表明に終わらせないために、FCシャルケ04は難民を含めドイツに住む貧しい人々を対象にした「友達箱(Kumpelkiste)」という支援活動を行っており、現在すでに900箱が寄付先に届けられている。この寄付活動を通して多くの支援物資が集まり、苦難にある人々への助けとなっている。