K8 Gazprom

03.10.2016

チームを勢い付ける勝利

 「真のシャルケが戻ってきた!」10月2日(日)の試合の後半と試合終了後、いつものように満席の観衆で埋め尽くされたスタジアムに、この言葉がこだました。観客は、シャルケが素晴らしいパフォーマンスを見せ、4-0で強豪ボルシア・メンヘングラードバッハを下した一戦を堪能した。

 58分にチーム3点目を決めたレオン・ゴレツカは試合後「スタジアムの雰囲気が僕たちを後押しをしてくれた」とファンに感謝した。このチーム3点目は、選手とファンがしばらく忘れることのない素晴らしい6分間の最後を飾るゴールだった。エリック・マキシム・チュポ=モテイングが決めた1点目はチームに安堵をもたらす大きな1点だった。自身が獲得したPKを決めたチュポ=モティングは「ゴールを決める100%の自信があった」と試合後に述べている。PKを獲得した本人はPKを蹴らない方が良いという不文律のようなものがあるが、そんなことは関係なかった!

 

 マルクス・ヴァインツィール監督は「すぐに2点目、3点目と追加点を奪うことができ、一方でしっかりと守備もした」とチームの戦いを評価し、4点目のブレール・エンボロの得点に関しては「試合にベストを尽くし戦えば、運を味方につけることが出来る」とこの日のシャルケの戦いの象徴と表現した。この日2点を決めたエンボロ自身は驕った様子を全く見せず、「あくまでチームが大切だ」とチームの重要性を語ったが、ヴァインツィール監督も「チームは良いメンタリティーを見せてくれた」とチームとして良い戦いができたことを評価した。

 

 ゴレツカはファンに気遣い「4点のゴールは、あまりゴールが取れなかった先週の埋め合わせとなったかな」と4得点をファンに見せられたことを喜んだ。エンボロは、「ブンデスリーガで勝ててはいなかったけれど、常に自分たちを信じていた。チームに関してあれこれメディアで騒がれていたけれど、ゴールの喜びの時に耳を塞いだのは、そういったことに耳を貸す必要はなく、ただ自分たちの仕事に集中すればいいということを表現したかった」と述べた。

 

 エンボロは、メディアの発言には耳を貸さなかったが、チーム内の発言にはしっかりと耳を傾けていた。「最初のゴール後は、用具係のもとへ走って行ったよ。試合前に彼らは、僕が滑らないようにわざわざスパイクのポイントを交換していてくれたんだ。そして僕が得点を取ると予言していたんだよ」と裏話を披露した。また、ヴァインツィールやクリスティアン・ハイデルは、エンボロのチームへの貢献度を常に認めていたので、監督は「ゴールという結果で報われたのが嬉しい」とコメントした。

 

 そしてハイデルは、「初勝利まで6試合かかったのだから、当然、安堵の気持ちは大きい」と勝利にほっとした様子だ。しかしすでにもう次の試合に目は向けられている。「最初の勝点3を獲得するのにとても時間がかかった。これから挽回していかなければならない」ゴレツカは「チームのポテンシャルが高いことを証明できた」と発言し、シャルケがこれから盛り返していくことを確信している。マックス・マイヤーも「最初の1歩を踏み出した。これを続けていく必要がある」と代表ウィーク明けからの戦いへの決意を語った。