Gazprom

27.10.2016

暫定目標を達成し、教訓を得る

 FCシャルケ04は卓越したパフォーマンスで3-2の勝利を手にし、DFBポカールのラウンド16へと駒を進めた。ニュルンベルクで行われた試合を長い間支配したシャルケだったが、試合終了間近にもう一度危険に晒された。

 シャルケのポジティブな勢いは、10月26日(水)の夜の1.FCニュルンベルク戦でも継続することになった。公式戦5試合連続無敗のシャルケは自信をもってアウェイ戦に臨み、試合開始直後から印象的なパフォーマンスを出した。

 

 マックス・マイヤーは「前半はとても良いプレーができた。序盤は難しかったが、その後は時間の経過と共に試合の流れに乗り、しっかりとボールを回すことができた」と語った。イェフヘン・コノプリャンカは最初に手にしたビックチャンスをものにすることができなかったものの、その数分後に見事ヒールキックを決めてシャルケに先制点をもたらした。続けてクラース=ヤン・フンテラールが追加点を挙げると、ハーフタイム直前に再びコノプリャンカが得点し、3-0とリードを広げた。マイヤーは「僕たちはハーフタイムに入るまで、ニュルンベルクに試合に入るチャンスを全く与えなかった」と、絶好調の前半を振り返った。

 

 しかし後半に入ると、試合の状況は一変する。前半のリードを守り、早い段階で勝負を決めたかったマルクス・ヴァインツィール率いるシャルケだったが、アブドゥル・ラーマン・ババの不運なオウンゴールとニュルンベルクのトビアス・ケンペのPK成功により、勝敗の行方がわからなくなってしまった。

 

 試合後、ラルフ・フェアマンが「無駄にハラハラする展開に持ち込んでしまった。だがそれでも僕たちは目標を達成し、次ラウンド進出を果たした。そしてこの結果は試合内容にふさわしい。失点を許すまでは素晴らしいパフォーマンスだった」と説明すると、マイヤーも同意し、「相手ゴールで怯んでしまい、最後は危険な状況に陥った。だが明日になれば、そのことについて聞く人もいなくなるだろう。僕たちはラウンド16進出を決め、暫定目標を達成した」と述べた。

 

ハイデルが「パーフェクトな夜」と述べた理由

 しかし改めて注意を促すのはマルクス・ヴァインツィールだ。シャルケの監督は、「結果は変わらないだろうと、あと一歩のところで無意識に力を抜いてしまった。何人かの選手は体力を温存しようとしたのだろうが、それによって相手にチャンスを与えてしまった。それで上手くいくことはない。そうするべきではなかった」と批判した。だがクリスティアン・ハイデルにとっては、まさにそのために「パーフェクトな夜」となった。ハイデルはその理由を、「なぜなら、我々に何ができ、反対に何をすべきでないかを知ることができたからだ。土曜日の試合に向けて良い教訓になった」と説明した。

 

 ニュルンベルクから帰った後、10月29日(土)の18時30分(日本時間翌日1時30分)キックオフのボルシア・ドルトムントとのルールダービーまで、2回の公開練習が行われる。チームは両日とも17時からメイントレーニング場に集まり、ダービーに向けた準備を進める予定だ。主将のベネディクト・ヘーヴェデスは、「ダービーで成功を掴むためには、絶対的に高い闘志をもって臨まなければならない」と強い口調で述べた。