Gazprom

25.11.2016

新しい顔、新しい風、そして新記録

 先発メンバーに大幅な変更を加えたにもかかわらず、シャルケは11月24日(木)夜、ヨーロッパリーグ第5節でも勝利を収めた。2-0で終えたOGCニース戦後に特に称賛されたのは、デビュー戦で人目を引くパフォーマンスを出した「勇猛な若手」だった。

 先発デビュー、シーズン初出場、更にはプロデビュー:フェルティンス・アレーナの観客は、ニース戦でたくさんの「新しい」顔を見ることになった。

 

 OGCニース戦では、ウォルフスブルク戦に途中出場したティロ・ケーラーが初めて先発出場を果たし、マティヤ・ナスタシッチの代わりに3バックの一翼を担った。また、エリック・マキシム・チュポ=モティングの代わりに先発したバーナード・テクペテイは、シャルケで公式戦デビューを果たした。その上後半にはファビアン・レーゼが途中出場して45分以上ピッチに立ち、更にドニス・アヴディヤイも10分以上、初めてシャルケのユニフォームでプレーする機会に恵まれた。

 

 試合後、「まさにこのために、若い選手はトレーニングに励んでいる」と感動した様子で語ったのはレーゼだ。54分から出場した18歳のストライカーは、あと少しでその活躍をゴールで飾ることができるところだった。しかし、ジュニオール・カイサラによる絶妙なクロスを受けて放ったシュートはポスト直撃に終わった。レーゼは「あのシュートは決めなければならなかった。そうしたらパーフェクトなゲームになっていただろう。次にこのようなチャンスがあったら決められるように願っている」と悔しがった。

 

ベテランの手助け

 レーゼ同様、DFのケーラーも良いパフォーマンスを見せていたが、それについて20歳の同選手は「僕がゲームに入れるように、皆が助けてくれた」と、チームメイトに感謝した。そのケーラーの言葉に、レーゼも「チームは僕たちを素晴らしい形で成長させ、支えとなってくれる。だからとても安定感を得られる」と補足した。

 

 前回の試合からスターティングメンバーを8人も入れ替えたにもかかわらず、チームプレーには何の支障もなかった。シャルケは守備を固めるだけでなく、コート・ダジュールから訪れたゲストの陣地に何度も攻め込んだ。イェフン・コノプリャンカデニス・アオゴのゴールによって得た勝利のおかげでシャルケはその不敗記録を伸ばし、現在全ての大会合わせて11試合連続で負けなしとなった。

 

 監督マルクス・ヴァインツィールも、「若い選手たちのプレーは問題なく、とても頑張っていた」と「勇猛な若手」を讃えた。そして「彼らがチームにうまく順応するように、ベテラン勢が手助けしていた。ユースの選手たちが頑張って主力メンバーにプレッシャーを与えるのは良いことだ。チーム全体に良い効果がある」と続け、満足を示した。

 

一抹の不安、スタンディングオベーション、新記録

 多くのポジティブな出来事があったヨーロッパリーグ戦となったが、不安な点も3つある。この試合ではマックス・マイヤー(足首の負傷)とナビル・ベンタレブ(鼻の負傷)が怪我のために交代を余儀なくされた。そして試合終了直前には初出場のテクペテイがこの日2枚目のイエローカードを提示され、退場となった。だが観客は、ピッチを去るこのガーナ出身の若い選手をスタンディングオベーションで見送った。ラルフ・フェアマンには、ファンの心情が良く理解できる。シャルケの守護神は、「彼は誇りを持っていい。彼のフレッシュなダイナミックさは、僕たちに良く作用した」とテクペテイを称賛した。

 

 ヨーロッパリーグで新たに勝利を重ねた夜は、最後に更なる喜びに包まれた。それというのも、ヨーロッパリーグで新記録を樹立したのだ。シャルケはヨーロッパリーグの最初の5試合全てで勝利した初めてのドイツのクラブとなった。