Gazprom

02.04.2017

実現した2つの夢、そして1つの論争

  ティロ・ケーラーの記念すべき初ゴールとコケのブンデスリーガ・デビュー。ルールダービー150試合目には、最後の瞬間までシャルケ・ファミリーにとってポジティブな2つの事柄が歴史に刻まれた。しかしアディショナルタイムには、試合後大きな議論の的となったシーンが起こった。PKだったのか?そうではなかったのか? 主審フェリックス・ツヴァイアーはこれについて、マルク・バルトラはペナルティーエリア内でハンドをしていないという最終的なジャッジを下した。

 マルクス・ヴァインツィールは「この事態について私は明確な意見を持っている。しかしノーコメントだ」と述べ、「数週間前のボルシア・メンヒェングラードバッハとのヨーロッパリーグ戦後、ボルシアMGの監督であるディーター・ヘッキングがハンドによるPKについて公衆の場でコメントしなかったことに私は非常に感銘を受けた。私も同じような姿勢をとる」とボルシアMGの監督を引き合いに出した。そのシーンについてトーマス・トゥヘルは、主審はペナルティーマークを示すことができたとし、ドルトムントは幸運だったと説明した。

 

  クリスティアン・ハイデルはそのため、試合後30分が経ってもこの引き分けをどのように整理するべきか思い悩んでいた。スポーツマネージャーのハイデルは、「ドルトムントは先制点の後、勝利を決定付けるチャンスを逃した。そのための機会はあった。しかし彼らは最終的に勝点1を得たことを喜ぶべきだ。それというのも、PKが行われていれば試合の勝敗は決まっていた。もし最後の2、3分がなければ、私は勝点1で満足したはずだ。しかし今は少し気分が悪い」と思いを述べた。

 

 8ヶ月の負傷離脱の後、ついにシャルケ選手として初の公式戦出場を果たすことができたコケは、「僕たちは絶対に勝点3が欲しかった」と述べた。他でもないダービーでデビューを果たせたことは夢のようだったと語ったコケは、しかし「試合の様子を考えれば1-1の結果にも満足できる」と認めた。スペイン出身の同選手は、筋肉の問題で欠場したズィアト・コラシナックの代わりにメンバー入りすることになった。ヴァインツィールは「セオの欠場が決まった後、我々は何をすべきかという問題に直面した。そしてコケを出場させると決めた。長い離脱の後にこれほど重要な試合でプレーすることは簡単ではない」と報告した。そしてハイデルは、「コケがまだ力の全てを出せていないことは明らかだ。しかし彼がプレーしたことが嬉しい。長い負傷離脱の後だったが良いパフォーマンスをした」と付け加えた。

 

 ヴァインツィールとハイデルはまた、ケーラーに対しても賛辞を送った。ヴァインツィールが「彼は素晴らしい選手で、彼によって彼自身とチームのハードワークが報われた」と説明すると、ハイデルは特にこのシャルケユース出身選手のユーティリティ性を賞賛し、「ティロは、右サイドでも左サイドでも、またはボランチでもプレーできる選手だ。このように続けていけば、実に素晴らしいブンデスリーガの選手になる可能性がある」と述べた。

 

 得点者となったケーラー自身は、実は既に試合前に少し予感を抱いていたと打ち明けた。U21ドイツ代表である同選手は「僕は正直に言わなければならない。僕は1-0にするゴールを決める夢を見たんだ。夢ではヘディングでのゴールだったけど、足で決めた1-1の同点ゴールでももちろん嬉しいよ」と語った。更に北カテゴリーの前でゴールの雄叫びを上げられたことは、全く素晴らしい気持ちだったという。それについてケーラーは「ただ鳥肌が立った!」と打ち明けた。

 

 4月4日(火)にブレーメンで行われる次の試合に既に視線を向けているのは、レオン・ゴレツカだ。ミッドフィルダーの同選手は「簡単な試合にはならないだろう。しかし僕たち自身を信じる」と述べた。そしてハイデルは、「ヴェルダー・ブレーメンの調子は良い。ブレーメンのパフォーマンスには敬意を表すし、我々を待ち受けるものが何かわかっている。我々は勝点を得るために強いパフォーマンスを示さなければならない」と宣言した。