K8 Gazprom

29.04.2017

敵地での“ホーム戦”に向けてしっかりと準備

 バイ・アレーナで行われた試合は、最終的にシャルケパーティーとなった。4月28日(金)の試合終了のホイッスル後、シャルケ選手たちはファンと共にそのパフォーマンスにふさわしい4―1の勝利を祝ったが、一方でレヴァークーゼンのファンの声は90分間ほとんど聞こえないままだった。レオン・ゴレツカは「まるでホーム戦のようだった」と述べた。

 まさにマルクス・ヴァインツィールとクリスティアン・ハイデルが狙った通りになった。シャルケのスポーツマネージャーであるハイデルは、試合前にこれまでの良くも悪くもないアウェイでの戦績について尋ねられ、「我々はホームでプレーしているとイメージしなければならない」と語っていたのだ。

 

 そのため、今シーズン3回目のアウェイでの勝利の後でハイデルがシャルケのパフォーマンスを満足気に振り返ったことは何も不思議ではない。53歳のハイデルは「金曜日に試合をして勝ったなら、その週末は常に楽しめるだろう。それは想像し得る最高の週末さ」と述べた。ヴァインツールも、「良い攻撃ができ、多くの重要な1対1にも勝つことができた、我々は大変勝利に相応しかった」と喜んだ。ところでこの試合はヴァインツィール監督個人にとって、レヴァークーゼンから初めて勝点3を奪った記念すべき試合となった。それというのも、同監督は過去9試合のレヴァークーゼン戦で1度も勝利したことがなかったのだ。そのうち8試合はFCアウグスブルク時代に経験したものだ。同監督はブンデスリーガ監督として初めてレヴァークーゼン相手に勝利を収めることができた。

 

 ゴレツカは、チームワークの取れたパフォーマンスに並び、特にアウェイ戦に訪れたファンの存在を勝利の鍵として挙げた。ミッドフィルダーの同選手は「ファンの応援はまったく信じられないほど素晴らしかった。彼らは90分間にわたって、明らかにレヴァークーゼン・ファンより大きな声援を送ってくれた。それが僕たちを奮起させた」と熱く語った。そしてギド・ブルクシュタラーは「雰囲気は最高だった。もちろんピッチの上でも聞こえたよ!」と述べた。

 

 特に最初の20分間は、シャルケ・ファンが喜びの声を上げる理由はいくつもあった。それというのもシャルケの選手たちは、この時間帯に容赦なく効果的なプレーを見せたからだ。最初の4本のシュートのうち3本が相手のゴールネットを揺らし、試合開始から18分を過ぎた時点で勝負は既に決まったも同然だった。ゴレツカは、序盤はまずレヴァークーゼンのペースだったと振り返り、「立ち上がりはあまり良くなかった」と認めた。だが続けて「しかし試合を観てた人は、サッカーがどれほど速く展開するか目の当たりにしただろう。僕たちは正しい時間帯にゴールを決めた。それは僕たちだけでなく相手にも影響を及ぼした」と語った。

 

 シャルケがこのレヴァークーゼン戦よりも早くアウェイで3ゴールを奪ったのは、そのクラブ史においてブンデスリーガで過去たった一度だけだ。それは1967年のニュルンベルグ戦で、当時シャルケは試合開始から15分間で3-0とした。ドッペルパックを奪ったギド・ブルクシュタラーは、「僕たちはチャンスをしっかり活かした」と喜んだ。そして、ブルクシュタラーと同じオーストリア出身で1ゴール2アシストを記録したアレッサンドロ・シェプフも、「僕らは正しい時間帯に3ゴールを奪った。その後は、レヴァークーゼンにとって非常に難しい展開となったね」と話した。同様に重要だったのは、後半開始早々に4ゴール目を奪ったことだ。このゴールに直接関係してはいないが、ホルガー・バドシュトゥーバーもこの得点を生み出した一人である。シェプフは「彼がハーフタイム中にもう一度僕に言ってきたんだ、相手のファーポスト付近には頻繁に多くスペースがあるってね。だから、あのクロスをブルクシュタラーに送ったんだ。そして、彼は素晴らしいボレーシュートでネットを揺らした」と打ち明けた。

 

 前半の3得点についても頭をつかってうまく決めたとゴレツカは強調する。ドイツ代表の同選手は「僕たちはレヴァークーゼン戦に向けて良い準備を行ったし、分析して使いたいスペースを認識していた。加えて通常のアウェイ戦より、僕らはさらに前へと向かった」と振り返り、「最終的に物事はうまく進んだし、僕らは本当に喜んでいるよ」と述べた。

 

 ブルクシュタラーは次節フライブルク戦が今シーズン終盤の鍵となる大事な一戦だと見ている。同FWは「もし僕らが今日の様なパフォーマンスを残りの3試合でもすることが出来たら、今の順位より上を目指せるはずだ」と語った。更にゴレツカも、「今シーズン中、僕らはまだできる限り最高の結果を出したいと思っているし、順位を上げることにトライしてくよ」と意気込みを語った。