K8 Gazprom

21.06.2017

テデスコ:コミュニケーションは成功の基盤

 6月21日(水)、ドメニコ・テデスコがフェルティンス・アレーナにおいて、FCシャルケの新しい監督として公的に紹介された。その際31歳となる監督はピッチ内外における彼の仕事、またクラブの第一印象、またコミュニケーションの大切さを語った。schalke04.deが新監督の発言をまとめた。

ドメニコ・テデスコ、インタビュー

シャルケへの移籍を決意した理由について:

 照会があった時はもちろん非常に喜んだ。シャルケは大きくエモーショナルで全てを自らのクラブに捧げる覚悟のある多くのファンを抱えている。話し合いの際役員から寄せられる信頼を感じた。これは非常に重要であり、重要な役割を果たしたといえる。なぜならこれだけは言っておきたいのだが、私自身あらゆるクラブのためにアウエを去るつもりはなかったからだ。シャルケでの仕事は勿論労力を要すが、私はここでの仕事に100%の確信を持っている。


アウエでの成功について:

 残留は決して私一人で成したものではない。チームとコーチ陣、またクラブが一体となった集団の成果だ。だからこそ我々は2部残留に成功した。素晴らしい時間を過ごせたことをクラブに対し非常感謝しており、こうしてシャルケの監督になることを許されたのもアウエでの数ヶ月のおかげだといえるだろう。


すぐ誰もがこのクラブを生き、そして愛していることを感じた

ドミニコ・テデスコ

シャルケでの初日について:

 既に非常に多くのシャルケ職員と顔を合わせることを許された。その際にすぐ誰もがこのクラブを生き、そして愛していることを感じたよ。それは既に最初の話し合いでクリスティアン・ハイデルが私に告げたことでもあった。クラブ内、またそれを取り巻く人達がシャルケと共感することを非常に重要だと捉えている。それは信じるに足りるもので、自らの限界を越える手助けをしてくれるものだ。


フェルティンス・アレーナの第一印象について:

 非常に素敵なホームスタジアムだ。スタジアムには非常に感銘を受けており、ここにいることを許されるのを幸福に感じている。ここが満員になる瞬間をとても心待ちにしている。会員総会の際にそれを前もって少し経験することができるだろう。


これまでにとった選手達とのコンタクトについて:

 もちろん選手の幾人かとは既に言葉を交わした。非常に良い話し合いだったと思う。個々の選手と知り合うことは私にとって非常に意味を持つ。その為、イエフェン・コノプリャンカとは既に会合している。我々は彼が前回行った批判のそのやり方について話し合った。それが正しいやり方でなかったという点で我々は合意している。


 選手全員と知り合うことのできるプレシーズンの始まりを心待ちにしているよ。確かにこれまで多くの試合を見て分析も行ったが、ピッチ上で行われる日々の仕事はまた別のものだ。私は自ら選手の印象を持つことが非常に重要であると見ている。その機会を自分も、勿論選手達も持つことができるよう望んでいる。各々がどのように行動し考え、 シャルケへ力を注ぐどういった用意があるのか、それを理解したいと思っている。これは極めて重要なことだ。


コーチ陣について:

 コーチ陣の編成がどのようになるかはまだ最終的な決定を下していない。目下現行のコーチ陣と話し合いを行っており、また見込みのある候補についても考えている。そのための時間も取る、それは合わないといけないことだからね、クオリティもだが、人との付き合いとしても。最終的に私は自分の妻より頻繁にコーチ陣と会うことになるわけだからね(笑)


選手との嘘のないやり取りは極めて重要だ

ドミニコ・テデスコ

コミュニケーションの価値について:

 コミュニケーションは協力関係の基盤、そのため成功の基盤でもある。私にとり選手との嘘のないやり取りは極めて重要だ。監督として私は毎週決断を下さなければならず、時としてそれは非常に厳しいものだ。誰かがプレーしなければ、私は彼にそれについて説明をするだろう。良い信頼関係は大切だ。


語学の才能について:

 私は多言語でコミュニケーションをとることができる。ドイツ語は勿論、イタリア語、ほかにも英語、フランス語、スペイン語ができる。スペイン語は日常的に使うことはないが、これは変えることができるし、これから必ず変わってくるだろう。言語は使ってこそ、活きるものだからね。


自身の指導スタイルついて:

 もし私が自らこの質問に答えたら、私の回答はおそらく正しいものではないだろう。それはむしろ選手達に質問すべきことだ。自らの指導スタイルを作り上げるようなことはしていない。私の目標は常に嘘のないように在ることだ。実直さと透明性は最も重要だといえる。勿論常に問題となるのは選手がどう考えるかだ。幾つかのテーマは状況に沿って対応する必要がある。自分たちも命運を共にしているのだと選手達が自覚することが大事だ。彼らはいつでも自分の意見を言うことができる。大事なのは常に目標と、チームだ。そこに虚栄心の入る余地はない。

システムはさほど重要ではない、大事なのは構造が守備的にも攻撃的にも噛み合っていることだ

ドミニコ・テデスコ

試合のアイデアについて:

 私は魅力的なサッカーが好きで勿論ゴールを見るのも好きだ。しかしその基本となるのは常に労働だ。それは家と比較することができると思う。これも土台なしではできるものではない。スペースをうまく分け合えるのが自分にとっての良いプレースタイルだ。構造は守備的にも攻撃的にも噛み合っていなければならない。どのシステムで我々が最終的にプレーするかはさほど重要ではない。なぜなら選手の一人一人が自分のポジションをそれぞれのシステムでどう理解するかがいつも問題になるからだ。


獲得予定の選手について:

 もし新しい選手を獲得するなら、我々に合い我々の力となる選手でなければいけない。もうひとつ、非常に重要なことは彼がシャルケでやる気があり、クラブと共感できなければならない。


指導者育成ライセンス試験の成績について:

 良い監督か悪い監督かに試験の点数が重要だと私は思わない。3、0(編注:5点満点中1が最高点)で受かっても成功を収めることはできる。だが何かを始めたら私は全力でそれに取り組むというのはあるね。そのため1、0という成績は私が10ヶ月の指導者育成過程をうまくこなしたという証明だとは勿論言うことができるだろう。