K8 Gazprom

03.07.2017

ドイツがチリに勝利 ― ゴレツカがコンフェデ杯王者に

 欧州チャンピオンに輝いたU21ドイツ代表に続き、ドイツA代表もタイトルを獲得した。7月2日(日)、ドイツは初めてコンフェデレーションズカップ優勝を果たした。監督ヨアヒム・レーヴ率いる同代表はチリと決勝を戦い、1-0で勝利した。決勝ゴールを挙げたのは、ラース・シュティンドル(20分)。レオン・ゴレツカはサンクトペテルブルクで行われた決勝に先発出場し、アディショナルタイムに交代した。

 1-1の結果となったグループステージでの対戦と同様に、チリは試合開始直後からドイツに強いプレッシャーをかけ、早い段階でこの日最初のビックチャンスを手にする。バイエルン選手のアルトゥーロ・ビダルが4分、近距離からシュートを放つも、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが素晴らしい反応で防ぐ。12分経過時点でのシュート本数は、チリ側から見て5:0だった。しかしグループステージとは違い、ドイツは序盤で失点することなく、反撃に転じた。

 

 アレクシス・サンチェスが先制の絶好のチャンスを逃した直後のドイツの攻撃で、同代表最初の好機から先制ゴールを決め、それまでチリ優勢だった試合の流れをドイツに引き寄せたのは、ラース・シュティンドル(20分)だ。ティモ・ヴェルナーが元ハンブルク選手のマルセロ・ディアスからボールを奪い、隣のシュティンドルにパスを送る。ボルシアMGの同選手は、落ち着いてボールを無人のゴールに入れればいいだけだった。

 

 36分にはレオン・ゴレツカにも得点のチャンスが訪れる。新シーズンからバイエルンでプレーするセバスティアン・ルディの素晴らしいパスを受け、PA内右でフィニッシュに持ち込んだゴレツカだったが、ボールはわずかに左ポスト横へ外れた。同選手はハーフタイム直前にもチャンスを得たものの、ここでもあと少しの運が足りず、追加点を決めることはできなかった。22歳のシャルケMFはチリGKクラウウディオ・ブラーボと1対1となったが、この勝負を制したのはチリ代表GKだった。

 

 ペナルティーエリア内でのシーンが多かった前半に対し、後半はラフなプレーが多々見られるようになる。特に南アメリカ王者のチリはスポーツマンシップに不相応なファールが多く、ゴンサロ・ハラのヴェルナーに対する肘打ち(65分)がビデオ判定にも関わらずイエローカードで済んだのは、チリにとっては幸運だった。

 

 試合終了時間が近づくと、チリは再びプレッシャーを強め、攻撃的なサッカーをする。しかしドイツのゴールが危険にさらされたのは2度だけだ。ビダルの近距離シュート(75分)は前半同様にテア・シュテーゲンがセーブし、その後ドイツは途中出場したばかりのアンジェロ・サガルにゴール5m前からフリーでシュートを許したものの、ボールはクロスバーを越えた。それ以外は、ドイツは巧みな守備でチリの攻撃を防ぎ、時折アンフェアなチリのプレーにも落ち着きを失わない。ドイツはそのまま1点のリードを守りきり、コンフェデレーションズカップ初優勝と、U21に続き2日間で2つ目のタイトル獲得を祝うことになった。コンフェデレーションズカップで3得点挙げたゴレツカは、ヴェルナーとシュティンドルと共に同大会の最多得点者となった。